本格的に人類に利用され始めて、金に比べまだ日の浅いプラチナ。
現在では宝飾品だけでなく、自動車の触媒・ハードディスク等の産業利用もされ、我々の生活に密接しています。
今後も一層の需要が高まるであろうプラチナについて記載していきます。
プラチナの性質
[元素記号] Pt [原子番号] 78 [原子量] 195.084
融点・・約1769℃ 沸点・・3825℃ 硬度・・4.5
・科学的に極めて安定している。
・宝飾品以外に工業製品にも多く使われる。 特に自動車の排気ガスの触媒装置として多く使われ、燃料電池にも使われている。
・プラチナの特殊製品
プラチナは比較的柔らかいため、製品の構造上強度の必要な部分、具体的には太めのネックレスやブレスレット等の差し込み式クラスプ部分や、ネクタイ留めの裏金具、カフス鉛の足部分、大きめのデザインのイヤリングやピアスの留め具部分など、同じプラチナ色をしていても、K14WG等異なる金属を使用している場合があるので注意を要する。(K14WGは、硬くてバネ性があるため留め具には適している)
このように、プラチナ製品にプラチナ以外の金属が付いていた場合には、その部分は切断してそれぞれの品位に振り分ける。
プラチナの種類詳細
- @Pt1000 インゴット
- 純度99.95%のプラチナで、主にプラチナ貨、コインバー、加工用板材など。
- APt1000(スクラップ)
純度99.95%のプラチナで、「純白金、Pt1000」等の刻印が入ったメダル、印台、甲丸指輪、カットリング、ネックレス等。
※たとえ、検定マークが入っていても、複数のパーツから成る製品は、前出のK24同様、インゴットにはならない。
- BPt900
- 純度90%のプラチナで、Pt900の刻印が入った石付き指輪、ファッションリング、立爪枠、甲丸指輪、カットリング、印台、ペンダントヘッド、一部のネックレス、カフス釦、タイ留め、タイたっく等の紳士物、プラチナ貨ペンダントの枠部分等、プラチナ製品の半数はこれに属する。ただし、次項のPt850と共に海外の製品には、ほとんど使用されていない。
- CPt850
- 純度85%のプラチナで、Pt850の刻印が入った石入り指輪、ファッションリング、立爪枠、甲丸指輪、カットリング、印台、プラチナ貨ペンダントの枠部分、大部分のネックレス等、前述のPt900と共にプラチナ製品の半数はこれに属する。
- DPt650、それ以下
- 純度65.0%以下のプラチナで、立爪枠等に僅かに見られる程度。Pt500(純度50.0%)やPt100(純度10.0%)も存在する。

























